【初心者向け】音楽活動で知っておくべき著作権の基礎知識

はじめに|著作権を知らないとトラブルに!?

音楽活動をするうえで 「著作権」 は避けて通れません。
「この曲カバーしたいけど大丈夫?」「自分の曲が勝手に使われてる!」など、著作権に関するトラブルは意外と多いもの。

本記事では、初心者アーティストが知っておくべき著作権の基礎知識 をわかりやすく解説します!


① 著作権とは?音楽活動にどう関係するの?

著作権とは?
👉 音楽や作品を創った人(著作者)に与えられる権利のこと!

あなたが作った曲には 「自動的に」 著作権が発生し、無断で使われることを防ぐことができます。
逆に、他人の曲を無断で使うと 著作権侵害 になり、トラブルの原因になります。


② 音楽の著作権にはどんな種類がある?

音楽の著作権は、大きく 「著作権」と「著作隣接権」 の2つに分かれます。

🎵 著作権(作詞・作曲者の権利)

作詞家・作曲家が持つ権利で、以下のような権利が含まれます。

複製権(CDや配信で楽曲を販売できる権利)
演奏権(ライブやカラオケで使用される権利)
頒布権(CD販売やストリーミング配信の権利)
シンクロ権(映画やCMで楽曲を使う権利)

🎸 あなたが作った曲は、自動的にこの権利を持つ!


🎤 著作隣接権(演奏者やレコード会社の権利)

演奏者やレコード会社が持つ権利で、以下のようなものがあります。

実演家の権利(アーティストや演奏者が持つ権利)
レコード製作者の権利(レコード会社が持つ権利)

📌 例えば…

  • 自分のバンドの音源を配信 → 著作隣接権を持つ!
  • 他人の曲をカバーして配信 → 原曲の著作権者の許可が必要!

③ カバー曲を配信・演奏するときの著作権ルール

「好きな曲をカバーしたい!」という場合、著作権のルールを守らないと違法になってしまうことも…。

✅ カバーOKなケース

JASRACやNexToneに管理されている楽曲 → 許可なしで演奏・ライブOK!
YouTubeやTikTokでのカバー → 収益化しなければ大体OK(ただし広告収益は著作権者に入る)
カラオケ音源を使っての配信 → カラオケ会社の許可が必要

🚫 カバーNGなケース

CD・配信で販売する場合 → 原曲の権利者(作詞家・作曲家)の許可が必要!
映画・CM・アニメに使用する場合 → 必ず著作権者の許可を取る

📌 「カバーするだけなら問題なし!」ではないので要注意!


④ 自分の曲を守るには?JASRACやNexToneに登録しよう!

「せっかく作った曲を勝手に使われたらどうしよう…」と不安な人は 著作権管理団体 に登録するのがおすすめ!

🔹 JASRAC(日本音楽著作権協会)

  • 日本最大の著作権管理団体
  • カラオケやライブハウスでの演奏使用料を回収してくれる

🔹 NexTone(ネクストーン)

  • デジタル配信やYouTube向けの管理が得意
  • JASRACよりも柔軟な管理が可能

📌 どちらに登録するかは活動スタイルに合わせて選ぼう!


⑤ 著作権フリー音源を活用する方法

「著作権が面倒くさい…」という人は 著作権フリーの音源 を活用するのもアリ!

おすすめの著作権フリー音源サイト

🎵 DOVA-SYNDROME(フリーBGM・効果音が豊富)
🎵 甘茶の音楽工房(無料で高クオリティのBGMがDLできる)
🎵 YouTubeオーディオライブラリ(YouTube向けのBGMが多数)

📌 自作曲と組み合わせて、オリジナルの音楽活動を展開しよう!


まとめ|著作権を正しく理解して安心した音楽活動を!

🎸 音楽活動で知っておくべき著作権のポイント
著作権は「作詞・作曲者」に発生する!
「著作権」と「著作隣接権」の違いを理解しよう!
カバー曲を配信・販売するときは許可が必要!
自分の曲を守るならJASRACやNexToneに登録!
著作権フリー音源を活用するのもアリ!

著作権を正しく理解することで、トラブルを防ぎ、安心して音楽活動を続けることができます。
自分の楽曲を守りながら、どんどん発信していきましょう!


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